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2009年 08月 21日 ( 1 )

男の子のためのリボン


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昨日ちょこっとのぞいていましたが。。。

繭の自然な色が、そのまま時間を帯びて少し濃くなったような
やさしいクリーム色のシルクモアレのリボン飾り。

ダブルになった蝶の羽根と、ひねりを入れてタックをたたんだ、中心の結び部分。
垂れた端は、シルク糸でフリンジ。
リボン上部には、裏側にホック付きのリボンの輪があります。

優美なリボンですが、実は男の子のためのもの。

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カソリック教会では、ミサの中で、キリストを象徴するパンを食べることで
キリストの心と一体になる、聖体拝領という儀式がありますが、
幼児洗礼を受けた子どもが、主に7〜8歳頃、聖体について学んだ後
初めての聖体拝領を受けることを初聖体拝領というそうです。

このリボンは、初聖体を受ける男の子が腕に着用するもの。
(女の子は、ウエスト部分に付けるので、裏のリボンの輪が大きいし、
全体も更に大きいです。)

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      (裏側から。大きさの比較にポストカードを置いています)

年齢からいっても日本でいうと七五三の時期、
女の子のリボンは七五三の着物の扱き(しごき)のようでもあります。
信仰は違っても、大きな通過儀礼にあたって、
神妙な顔をして写真に収められている子ども、
和洋ともかわいい。

子どもにまつわる物、祈りにまつわる物に惹かれるので、
それだけでも気になるリボンですが、部屋に飾ったり、ブローチのように
胸、腰、バッグに使ったり、ビスクドールのドレスに、と使い道も
色々考えられそうです。

フランス、1920〜30年代。

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by au_petit_bonheur | 2009-08-21 17:35 | 古い布