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Kiftsgate Court Garden


チッピング・カムデンから車で約15分、先日のヒドコート・マナー・ガーデンからは
徒歩でも10分ほどにあるキフツゲート・コート・ガーデン
コッツウォルズでも著名な庭が2つ、すぐお隣という距離にあります。





ナショナル・トラストが管理しているヒドコート・マナーと違って、
こちらの庭は、今もオーナーの家族が暮らしている個人所有の庭を
季節と日を限って一般公開しているもの。
ヒドコート・マナーと近いので、同じ日に訪ねると便利ですが、こちらの方が
開園日が少ないので、こちらの庭の開園日に合わせて出かけるのがいいと思います。

ウェブサイトによると、
「キフツゲート・ガーデンは、1920年に 現オーナーの祖母にあたる
ヘザー・ ミュアーによって造られた個人所有の 庭園です。
1950年に現オーナーの母で あるディアニー・ビニーが相続した後、
1980 年代よりアンとジョニーのチェ ンバーズ夫妻に引き継がれています」とのこと。

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          (ヘザー・ ミュアー ウェブサイトより)

ヘザー・ ミュアーはお隣のヒドコート:マナーのローレンス・ジョンソンとも
親交があり、彼の庭を参考にすることも多かったそうですが、
祖母、母、娘と女性3代が作り上げた庭ということで、
ヒドコート:マナーに比べ、(規模は日本人の私の感覚からすると巨大だけれど)、
女性的で家庭的、親しみやすい庭という印象でした。

1951年にグラハム・トーマスがこの庭を雑誌に紹介して、色遣いがもっとも優れた例と
評したのを機に有名になったそうです。
「ガーデニング」誌では、「まるで美しく織り出されたタペストリーを見るようだ」とも
表現されています。


庭のレイアウトはこちら








微妙な色のボタンの花、特にアプリコット色の方は、
牡丹の持つ東洋的なイメージよりむしろ、バラの花に近い雰囲気で、
聞くと、フランスの種苗会社のものだそうです。
「日本にもいい牡丹がいろいろあるよね?」と
入場券をもぎっていた男性。








入り口脇のカフェのそばにはクレマチスが大きく這い登っています。
このコッツウォルズの「はちみつ色」と表現される石の壁、どんな葉や花の色を
持ってきても、受けとめて綺麗に見せます。



屋敷の正面の壁の藤の花の影で休む老夫婦。
おばあさんのコートの色がきれい。





屋敷正面ののフォー・スクエアズ。



フォー・スクエアズから屋敷の方を。




ワイド・ボーダー。








ヒューケラ(右)もイギリスの庭でよく見かけました。
他の花はたいてい日本より1ヶ月遅れくらいかなあと思われましたが、
ヒューケラに限っては、逆。我が家では戻ってきてからしばらくして
花の穂がつき始めました。



ホワイト・サンク・ガーデン側から。



有名なキフツゲイト・ローズを始め、バラ、他の花はまだこれからが
本番のようですが、花ばかりでなく、葉の形、色、質感を組み合わせて、
さらに這わせたり、木と組み合わせて、高低、広がりのバランスを考え、
ナチュラルに見えて、計算された庭のデザイン、これがイングリッシュ・ガーデン
というものかなと思われました。




こういう細い道が好み。




ギボウシの葉のバリエーション。








ロウアー・ガーデンは、車いすでは無理、傾斜が急で母が歩くのも難しいので
上から望むのみでした。ずっと向こうまで続き、離れのような建物も見えました。




最後にカフェで休憩しながら迎えの車に連絡すると、チッピング・カムデンからなら
すぐなので、便利。入り口前には、庭で育てられた苗なども販売されていて、
それをぶらぶら眺めているのもいいです。

by au_petit_bonheur | 2009-08-19 19:53 | England 2009

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