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きのうの拾い物

予報では10センチ積もるとか、前回の倍積もるとか言われていた東京地方の雪は、お昼前には雨に変わりました。先週末から春のように暖かかった続きの雪から雨で、2月初めだというのに、あまり冷たい雨には感じません。年が開けると日が長くなって、寒い日でも春が来るのを感じるようになる。少し浮かれます。

昨日は気温が高めの割に風が強かった。午後の散歩で公園に行くと、ユリノキの種が沢山落ちているので拾って来ました。

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房になって付いている種の固まりがくるくる回りながら飛ばされて、落ちながら種が剥がれて、風にのって遠くに飛んでいくらしい。羽根つきの羽根みたいな感じかな?花びらみたいに見えるのが種。最後の一重分だけ種が残ったこんなドライフラワーのような状態のものが沢山ありました。

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種の中心の芯はユニコーンの角みたいに突き出して

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種が剥がれたあとが、細かな彫り物みたい。

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仲間を増やすためのそれぞれ本気の意味があると思うんだけど、種の造形って面白い。

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hunter-gathererだの縄文人だのと言っておけば聞こえはいいけど(いいのか?)、こういうものを集めるのが楽しいのは、どうも幼児性が残りすぎているのだと思われます。家に帰った玄関にその日私が拾った何やかや並んでいるのをいつも見させられる家族の身になれば、まあ、面白がれるにも限度というものがあるのも分かる。






春のやはり風の強い日に拾ったユリノキの花。しおれかけていたのを一晩水揚げしたらきれいに開いた。

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by au_petit_bonheur | 2013-02-06 14:50 | ひろいもの自慢

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