2011年 06月 28日
フリンジマニア好み ベル・エポックのジャボ付き襟
あっという間に6月も終わりかけ。急に気がついて焦ってしまいました。
梅雨だというのに最近レースのお手入れを少々していたので、「洗おうかな?」箱
の中のレースから。
ボビンレースと軽くプリーツを寄せたチュールレースを組み合わせ
小さなコロコロのボールフリンジがついたジャボ(胸飾りとでもいいましょうか)。
フリンジがついた襟もありますが、胸元につくジャボの場合
フリンジは動きにつれてよく揺れるので更によい。
そして、横のラインだけでなく、縦向きにもフリンジが付いているのが
フリンジマニアが特に好むところ☆なのであります。
全体はこんな風にスタンドカラーにジャボがついている形です。
スタンドカラーはエドワーディアン期のスタイルの特徴の一つ。
エドワーディアン期は厳密に言えばイギリスでエドワード7世が王位についた
1901年から1910年までをさすのだけど、この前後にこうしたスタンドカラー、
フィットしたボディ、しぼったウエストの女性らしいラインを強調した
スタイルが流行った。
この襟はフランスのものなので、エドワーディアンというより
1900年前後を指すベル・エポックの方がふさわしいのかもしれないけれど。
持っている 1890年ころの雑誌"La Mode Illustree" を見てみると、1年分合冊の中の
イラストの半数以上がすでにスタンドカラーになっているので、
スタイルだけからみると1890年頃から1910年前後くらいのものかと思う。
この小さなフリンジは結びのフリンジ。アップで。
ジャボ付きのスタンドカラーの襟って、アクセサリーのように使いやすくて
かわいいなあと思うのだけど、(首周りが小さそうだけど、後ろにリボンをつけても
いいのじゃないかと思う)この襟、結構経年変色している。
飾るならこのままでも却って面白いかもと思うのだけど、着用するなら洗うべきか。
やわらかいレースのスタンドカラーを固定するために
襟部分の裏側についているワイヤー。
このワイヤー自体もなんだか好きなものなのだけど、
これがあるために洗う決心が付きにくいのです。
小さなクロシェボタン3つ首のカーブにあわせて、斜めに並ぶ。
着用するとこんな感じ。
梅雨だというのに最近レースのお手入れを少々していたので、「洗おうかな?」箱
の中のレースから。
ボビンレースと軽くプリーツを寄せたチュールレースを組み合わせ
小さなコロコロのボールフリンジがついたジャボ(胸飾りとでもいいましょうか)。
フリンジがついた襟もありますが、胸元につくジャボの場合
フリンジは動きにつれてよく揺れるので更によい。
そして、横のラインだけでなく、縦向きにもフリンジが付いているのが
フリンジマニアが特に好むところ☆なのであります。
全体はこんな風にスタンドカラーにジャボがついている形です。
スタンドカラーはエドワーディアン期のスタイルの特徴の一つ。
エドワーディアン期は厳密に言えばイギリスでエドワード7世が王位についた
1901年から1910年までをさすのだけど、この前後にこうしたスタンドカラー、
フィットしたボディ、しぼったウエストの女性らしいラインを強調した
スタイルが流行った。
この襟はフランスのものなので、エドワーディアンというより
1900年前後を指すベル・エポックの方がふさわしいのかもしれないけれど。
持っている 1890年ころの雑誌"La Mode Illustree" を見てみると、1年分合冊の中の
イラストの半数以上がすでにスタンドカラーになっているので、
スタイルだけからみると1890年頃から1910年前後くらいのものかと思う。
この小さなフリンジは結びのフリンジ。アップで。
ジャボ付きのスタンドカラーの襟って、アクセサリーのように使いやすくて
かわいいなあと思うのだけど、(首周りが小さそうだけど、後ろにリボンをつけても
いいのじゃないかと思う)この襟、結構経年変色している。
飾るならこのままでも却って面白いかもと思うのだけど、着用するなら洗うべきか。
やわらかいレースのスタンドカラーを固定するために
襟部分の裏側についているワイヤー。
このワイヤー自体もなんだか好きなものなのだけど、
これがあるために洗う決心が付きにくいのです。
小さなクロシェボタン3つ首のカーブにあわせて、斜めに並ぶ。
着用するとこんな感じ。
by au_petit_bonheur | 2011-06-28 23:37 | ディテール