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刺繍のドイリー3種

今日の東京はぐずつき気味のぼんやりしたお天気ですが、明日は晴れの予報になっています。これから、そろそろ荷物を詰めて明日の骨董市の準備をしたいと思います。

屋外の骨董市ですので、お天気によっては中止となる場合があります。天候不順などの場合、当日の開催情報など骨董市のウェブサイトでご確認の上お出掛け下さい。

会場全体は有楽町東京国際フォーラムで9:00~16:00の開催ですが、3時半ころから閉店準備に入るお店も多いです。お時間のある方、是非お早めに。お店も沢山で、見て回るだけでも楽しいです。

万一私都合で当日キャンセルという場合、ブログかTwitterでお知らせします。(絶対にそれは避けたいですが)


昨日撮ったドイリーの写真、それぞれの面白さがあり、こちらで書き始めると長くなりそう、夜になってしまうのでFlickrにアップしました。下のタイトルの脇にそれぞれのセットのリンクをつけています。良かったらご覧ください。(それぞれの写真の左上、ActionsからView All Sizesを選択すると更に大きなサイズで見ていただけます)いつも持って行っているクラフトに使うのも楽しい♪というものより、どちらかというと飾って楽しみたいもの中心です。



ドロンワークのドイリー 

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サンプラーのように、中心部分のドロンワークが違って楽しい。
19世紀の手芸書にこのようなサンプラーのドイリーのページがあるので、いつかアップします。


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中の部分にテネリフ(ニャンドゥティ?この区別は実作される方のほうがはっきりしているような。教えてください)が嵌めこまれたものもあります。フリンジつきはクラシックなイメージ。たまご色の透ける布のよい雰囲気のものです。アメリカ。



マウントメリック刺繍のドイリー 

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この技法も、カサルグイディと同じく、アンティーク好きよりも刺繍を実作される方によく知られているのではないかと思います。19世紀半ばのアイルランドで農村救済のため一人の婦人が始めたもの。19世紀後半にはこの技法の本も出版されクラフトとして人気があったようです。(とは言え、なかなかであわないです。今回ナイティケースの良い物があったら、と頼んできたのですが、見つかるのはいつのことやら)


マウントメリック刺繍はなめらかなコットンにみっちりこんもり盛り上がった植物のデザインの刺繍と棒針編みのフリンジが特徴。こちらはアイリッシュクロッシェにも見られるPassion Flower(トケイソウ)のデザインだと思います。


『フローラ』ドイリー 

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シルク糸で刺した花の刺繍のドイリー。Sweet Briarのようなノバラ、スミレ、忘れな草など野の花を摘んできて、そのまま布の上に針と糸で写したような楽しさがあります。アメリカではこのタイプはSociety Silk Embroideryと呼ばれ、19世紀の富裕層の婦人の間で楽しまれたものだそうですが、このドイリーを見つけたロンドンのお店の方はその呼び名は知らないということでした。アメリカ独自の呼び方なのでしょうか。小さいながら出来の良いものだと思います。


明日は晴れますように!

by au_petit_bonheur | 2012-11-17 13:41 | ディテール

刺繍のレリーフ Casalguidi

イタリアの刺繍カサルグイディの小さなバッグ。

カサルグイディは私はこれ一つしか実物を見たことがないのです。アンティーク好きの人よりも刺繍を実作される方によく知られている手法だと思います。


素朴な粗めの布とシンプルな形のバッグに特徴ある立体感をもつ刺繍、糸の彫刻という印象です。


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by au_petit_bonheur | 2012-11-17 01:22 | ディテール

スズカケの大きなクロッシェ ディテール

先日見て頂いたスズカケの大きなクロッシェのランナーについてお問い合わせいただきました。商品説明としては足りないところがあったと思いますので、細部の写真など撮ってみました。先日の写真と併せてご覧ください。(遅くなってすみません!)


カーテンのように下げるとこんな形です。スズカケの枝が両端にアプリケされて、縦中央部が長くなっています。このようにカーテン使いするのでしたら、裏側になる上方のアプリケは外して表側に付け直すことも、お手製のクッションやバッグに使うなどされてもいいと思います。

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by au_petit_bonheur | 2012-11-01 11:38 | ディテール

スズカケの大きなクロッシェ

秋から冬の楽しみは公園でいろんな実を拾うこと。縄文人の血が騒ぐ。
スズカケの実もよく探します。




これは、西荻に持っていこうと思って、忘れていたもの。(まあ、荷物が多すぎたからちょうど良かったのですが)スズカケの実を拾い集めたグロ・クロッシェ(アール・クロッシェと呼ばれることも)のランナー。

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撚りが甘めの太い木綿の糸で編んだどっしりとしたスズカケの実と茎と葉のモチーフ。このタイプのクロッシェは、アイリッシュと同じく、植物のモチーフが多く用いられているように思う。

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by au_petit_bonheur | 2012-10-19 22:26 | ディテール

グロ・クロッシェのブドウのモチーフ

もう随分前にリクエスト頂いていたのに、遅くなってしまって申し訳ありません。
西荻骨董好き祭りに持っていったグロ・クロッシェのブドウのモチーフの写真とってみました。

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この日の投稿の画像3枚目、古いグロ・クロッシェの本にこんなモチーフ(ブドウではないけど)を使ったカーテンが紹介されています。

このモチーフは多分上の本のものと同様の大きなカーテンから取り外されたものだと思われますが、残っていたのをあるだけ買ったので、まだまだ持っています。これは面白く使える!と思った材料はお財布と相談してなるべく沢山買ってしまいます。

グロ・クロッシェはアイリッシュ・クロッシェとは異なり、モチーフをネットで編みつなぐ代わりに、別に編んだネットにモチーフを縫い止めて作られることが多いようです。このモチーフも縫ってあった糸が少し残ったところがあります。

実と葉の部分はクリームベージュのコットン。蔓の部分は多分シルクのコード。このコードはどっしり太めで少し光沢のあるもので、素材としてもなかなか好きなものです。

大きさは実一つの直径が25ミリ、全体では最大の所で26センチx14.5センチくらい。ポストカードを大体の大きさのご参考に。

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クローズアップも撮ってみましたので、良かったら編んでみて下さいね。詰め物がしてあって、かなりぷっくりしています。ブドウのままでもいいけど、この実の部分をパーツとしてアクセサリー等に使うのも面白いと思うのだけどどうでしょう?この上に簡単な刺繍などを加えてもいいのじゃないかと思う。

葉の上に実を2〜3個配置して蔓と合わせてブローチなどにもかわいい♪
もちろんこのままでも。

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裏側はこんな感じ。

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麻糸の小さなタッセルや

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コットンの小さなボール。
ボールをいくつか連ねたフリンジか、下のようにアイリッシュ・クロッシェの装飾部分に使われるはずだったのかな、24個が糸で軽くとめてあります。ピアスやボタンなどに使うのもいいし、こうしたシンプルなパーツを組み合わせて使うと面白いと思う。

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(これはアイリッシュ・クロッシェのボレロの部分。かなり上手な手、端正な編地、ネット部分の装飾にもバリエーションもある凝ったもの。「屋根裏」に来られたお客様に見ていただくのに出したので、ちょっと撮ってみました。シンプルな編地にバラやシャムロックのかわいいタイプを選んでいただいたのだけど、どのように使われるのか楽しみ♪こちらも良かったら図案のご参考に。)

by au_petit_bonheur | 2011-12-05 16:07 | ディテール

フリンジマニア好み ベル・エポックのジャボ付き襟

あっという間に6月も終わりかけ。急に気がついて焦ってしまいました。

梅雨だというのに最近レースのお手入れを少々していたので、「洗おうかな?」箱
の中のレースから。


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ボビンレースと軽くプリーツを寄せたチュールレースを組み合わせ
小さなコロコロのボールフリンジがついたジャボ(胸飾りとでもいいましょうか)。


フリンジがついた襟もありますが、胸元につくジャボの場合
フリンジは動きにつれてよく揺れるので更によい。


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そして、横のラインだけでなく、縦向きにもフリンジが付いているのが
フリンジマニアが特に好むところ☆なのであります。


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全体はこんな風にスタンドカラーにジャボがついている形です。

スタンドカラーはエドワーディアン期のスタイルの特徴の一つ。
エドワーディアン期は厳密に言えばイギリスでエドワード7世が王位についた
1901年から1910年までをさすのだけど、この前後にこうしたスタンドカラー、
フィットしたボディ、しぼったウエストの女性らしいラインを強調した
スタイルが流行った。


この襟はフランスのものなので、エドワーディアンというより
1900年前後を指すベル・エポックの方がふさわしいのかもしれないけれど。

持っている 1890年ころの雑誌"La Mode Illustree" を見てみると、1年分合冊の中の
イラストの半数以上がすでにスタンドカラーになっているので、
スタイルだけからみると1890年頃から1910年前後くらいのものかと思う。


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この小さなフリンジは結びのフリンジ。アップで。


ジャボ付きのスタンドカラーの襟って、アクセサリーのように使いやすくて
かわいいなあと思うのだけど、(首周りが小さそうだけど、後ろにリボンをつけても
いいのじゃないかと思う)この襟、結構経年変色している。

飾るならこのままでも却って面白いかもと思うのだけど、着用するなら洗うべきか。


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やわらかいレースのスタンドカラーを固定するために
襟部分の裏側についているワイヤー。
このワイヤー自体もなんだか好きなものなのだけど、
これがあるために洗う決心が付きにくいのです。


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小さなクロシェボタン3つ首のカーブにあわせて、斜めに並ぶ。


着用するとこんな感じ。


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by au_petit_bonheur | 2011-06-28 23:37 | ディテール

フリンジマニア必見!

さっきの投稿でリンク忘れしていたので、一番最後に付け加えたのだけど、投稿してから今までに既に見に来られた方もあるかも知れず、ここにもう一度リンクしておきます。

タッセル好きの方必見!
これこれ!

紹介されていたこの本はいつか買いたい。まず表紙の写真をクリックして、クローズアップで見たいタッセルをクリックしてみてください。表紙右下クリックでページを繰って中が少し見られます。大好きな方、私以外にもいらっしゃるはず!と思うのだけど。

こんなのが作れるのかも知れない。

by au_petit_bonheur | 2011-05-11 15:19 | 見てみて!

マクラメのドイリー

この間ショップに出した(これ)からかな、最近マクラメのサーチで来られる方がいらっしゃるようなのです。

マクラメって、ふわふわのアンティークレースのイメージからは遠いし、アンティークものとしてはあまり認知されていないと思うので人気はなかったなあ。(私としては精一杯の価格のつもりだったけど、一番高かったし。ガックリ)

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ロンドンの友達の家でも、古いマクラメの小さなバッグが電気スタンドにかけてあって可愛かった。そんな小さなバッグを作ったり、カーテンの片方の上端にフリンジが縦になるように付けて使ったりしたら、それはもう素敵!と思ったのでありますが。

でも、クラフトとして楽しむ方は私が思っているより多いのでしょうか。

そこで、実は出そうかと思ってやめたマクラメのドイリーのクローズアップ写真をのせてみます。(写真も変だし、お店に出したら恥かきアイテムもう一つ増えるとこだった....)よかったら参考に作ってみてくださいね。


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まんなかあたりの編み目にご注目。

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by au_petit_bonheur | 2011-05-11 13:43 | ディテール

結びのタッセル

今日もフリンジで!

1900年前後のフランス、シルク糸で作られた大きなタッセルフリンジ。
フリンジやタッセル、ポンポンなど動きのあるものは面白い。

(う〜ん、写真かわいくない!想像力で補ってください!)


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映画「眺めのいい部屋」の終盤、マギー・スミス演じる「従姉のシャーロット」が
黒だったと記憶しているけど、こんなタッセルだらけのドレスを着ていました。

ヴィクトリアン後期からエドワーディアンくらいかと思うのだけど、
洋服の襟といわず、胸元といわず、腰といわず、目立つところそこらじゅうに
大きめのタッセルをつけたドレスが流行ったような感触があって、
当時のファッション雑誌などで例を集めたいなと思っています。

アイリッシュクロッシェでもボールが沢山ぶら下がった襟やドレスを見るけど、
同じころではないかと思う。

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by au_petit_bonheur | 2011-04-26 21:37 | ディテール

Confetti System

娘は10何連チャンのアルバイトとやっと始まった授業、
4月になってから家にいるのはお風呂とねる時だけという状態。
今日は久しぶりのデート。ゆっくりしていると寝てしまいそうと、
7時台に家を出る。

夫はここのところ仕事量が増えて疲労困憊。今日は休日出勤で早くから
出かけていく。最近いつも以上に人口密度が低くなっている我が家です。

いない間ここ何日か、3月以来考えたこと感じたことを少しでも書き残そうと
書きかけてはやめを何度もしているのですが、言葉が足りない。
多分そういうことを時々繰り返してやっぱり何も書けないのだと思う。


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それで、やっぱり夫と娘のいない間に見つけたConfetti System
是非みて欲しいので。
(下手な慣れない考えよりも遊ぶよりも、日常をきちんと積み重ねて元気な娘と
「よれよれ」のダンナを支えるべし。ハイ!でも....)

トップページより、プロジェクトなど選んで見てください。
ページは横にスクロールします。

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フリンジ、タッセル好きとしてはたまらない。


お店はここ

ここに紹介記事がありました。
アトリエ写真はここで


来週からはレース話にもどります。
(あ、拾い物話かも....)

by au_petit_bonheur | 2011-04-23 13:01 | 見てみて!