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骨董市とレースの蝶採集

日曜日は晴天に恵まれ、2度めの骨董市にも無事出店できました。

カメラを持って行っていたのに、なんとなく写真をとり忘れてしまいました。
今回は前回よりビーズやパーツ類、モチーフ類が多くて、レースより手芸パーツ屋という感じだったかも知れません。

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今回よく見ていただいたのは、フランスの裁縫のノート類。
同じ人が作ったノートが7冊ほどあったのですが、洋服の襟、袖などの製図に薄紙を縫い合わせて作った見本などが貼り付けられたもの。中にイラストが書かれているものがあり、50年代の雑誌のイラストによく似ています。

アーティストの家を集めた洋書で、紙で出来たこのような見本をたくさん並べてフレームに入れた部屋を見たことがあるので、ページごとに分けて、ソーイングルームに飾ってもらってもいいなあと思っていたのですが、お買い上げ下さったお一人は、洋裁の先生でした。その先生の授業では今も同じようなノートを作っているとのこと、生徒さんに「きちんと作っておくと何年も残る」例として見せてくださるのだとか。

セーラー襟をお買い上げ下さったのは骨董市通の男性のお客様。
「あの方、ガーリーなものも買われるのだ」とは、ちょうどその場に居合わせた大先輩の業者さんのコメントでしたが、私の中ではガーリー度が一番低いかな?という品物でした....

レースもガーリー目線で選んでいるつもりはないのだけど、
私、やっぱりガーリー趣味なのか?そうなのか?あれれ?


ブログを見て来て下さった方、貝のテーマで集めているかわいいお嬢さん、色んな物づくりをされている方、お客様にも恵まれました。ご自分で作られたものを身につけたお客様も多くて、興味津々。写真をとらせていただきたいくらい。リクエスト頂いた方は、お探しのものをお話から想像しながら見繕って、次回持っていけたらと思います。

ありがとうございました。


6月2日(あせってます!)17日も出店予定です。その後、夏はお休みして10月くらいから再開予定です。お出かけになる機会がありましたら、どうぞよろしくおねがいします。




写真がないのも寂しいので、以前撮った蝶のモチーフ類の写真を残しておきます。
小さなモチーフならどのレースでも作りやすいし、花のモチーフと一緒に作るのもいいのではないかと思います。

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by au_petit_bonheur | 2012-05-24 12:21 | 骨董市・イベント

レース・トリビア (1)

昨日タンブラーに19世紀のアランソンの画像が回って来たのでリンク元のV&Aに飛んで説明を読んでみた。写真もとっていないので、レースにまつわるコネタとして。上のリンクに行くと全体像が見られます。


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(説明文)
フィシューとは首と肩を覆う三角形をしたスカーフ状のもの。
このフィシューは何か大きなニードルレースを切って作られたものと考えられる。

皇后ジョセフィーヌの為にフランスのアランソンで1809年頃作らせた1対のベッドハンギング(現在ニューヨークのブルックリン博物館が所蔵)があるが、もとのレースはこのベッドハンギングと一連のものかもしれない。ミツバチはナポレオンのシンボルである。


19世紀初頭フランスのレース産業は(ニードルレースが廃れ p)ボビンレースとマシンネットが主流だった。ナポレオンはフランスとベルギーの宮廷でニードルレースを着用することを義務付け、ニードルレースの再興を促した。

下線


*フィシューというと1830年代頃に生まれたかったというターシャ・テューダーが好んで付けていた印象。日本語表記はフィシューでいいかなと検索してみたら、アンティークよりもメイド服とかビクトリアン風のコスチューム作りとかのリンクが先に出てきて、これまた面白かった。

by au_petit_bonheur | 2011-07-05 12:45 | レースノート

アンティークレース参考サイト

↓更新できませんなんて言っておきながら、あまりにあけてしまって申し訳ないので、
書きかけだったのですけど、レースの参考サイトをご紹介。
連休中お時間があったら是非。

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    Chigi家の若い男性の肖像。レースの襟はベネチアン・グロ・ポワン
        17世紀       Jacob Ferdinand Voet画
                        Wkimedia Commonsより

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by au_petit_bonheur | 2010-04-29 00:10 | レースノート

象牙色のアンティークレース@スードリー城


スードリー城のタッセルの後ろに見えていたレースのクローズアップ、ありました。重ねたりして、タッセルの背景に置いてあったので、全体の形や用途は分かりませんでしたが、テーブルクロスにもなろうかという大きさ。

展示のラベルは撮影していないけど、17世紀のベネチアン・グロ・ポワンで大丈夫だと思う。(↓のカタログでは、ヴェネツィアン・グロ・ポイントという表記でしたが、グロ・ポワン・ド・ヴニーズと呼ばれるのが一番多いでしょうか?どなたか?)



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細いリネン糸をどっしりみっちり刺してある。レリーフが綺麗です。
ニードルレースって刺繍なんだなあと思う。

19世紀にリバイバルして、セカンドとも呼ばれるグロ・ポワンがあります。
セカンドのものは、一般にはこれよりもう少し立体感が少ないと思うけど、
V&Aにあるものなどは、かなり豪華。

同じ頃盛んになったアイリッシュ・クロッシェ、ちょうどリバイバル中の、
そして、たっぷり時間がかかるニードルレースを
(ニードルレースに比べると)かなり短い時間で模倣するのにぴったりだった。
遠目には見分けがつかないほど、そっくりのものもあります。
(ボタンホールステッチと細編みは、リングなど、連続した状態だと
本当にそっくりですよね)

19世紀後期に手法が開発されたケミカルレースも、グロ・ポワン風の
デザインのものがありますね。
ケミカルレースは、デザインをコピーするのがとても上手、変幻自在。
(そのうちレースそっくりショウ←古い?カテゴリも目論んでいます)

(大きめの画像でのせていますので、クリックで拡大表示できます)


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こんな大きいものは私には持つことはできないけど、一番好きなレースかも知れない。
この日にちらりと見えているのも仲間だと思うけれど、他の小さなものなどと一緒に、いつかもう少し詳しく書けたらと思います。

17th century Venetian needle lace exhibited at Sudley Castle, England.

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by au_petit_bonheur | 2010-03-22 13:49 | レースノート

17世紀の豪商の結婚式


ネーデルランド諸州がオランダ東インド会社を設立してアジアに進出したのが1602年、
世界の海の覇権をえて、貿易による富がアムステルダムに集中し、
17世紀、オランダは黄金時代を迎えました。

この絵、「Willem Van LoonとMargaretha Basの結婚」の主役、Williem Van Loonは
調べてみると、その東インド会社設立に決定的な役割を果たした豪商とあります。

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         The marriage of Willem Van Loon and Margaretha Bas
              Jan Miense Molenaer  1637年画

(大きい画像で載せていますので、クリックで画面一杯のサイズに表示できます。wikimediaより)

描かれた人物は、召使いをのぞいて、こぞってレースを身にまとっています。
リネン糸の他、金糸、銀糸のものも描きわけられているとか。
さながらレースの見本帳のようでもあります。

当時もっとも栄えていたオランダの、有力な人物の結婚式とあって、
集った人たちの衣装は、17世紀前半のハイ・ファッションの典型と言えるでしょう。

男性はほとんどニードルレースのフラットカラー、女性は二重仕立てになった
ボビンレースの襟。当時の記録から、ニードルレースの襟はボビンレースより
ずっと高価だったとのことですから、この頃(1630〜50年頃)
男性の方が、女性より高価なレースで着飾っていたのですね。

子どもも大人とまったく同じに、レースをふんだんに使った衣装。
(当時、7歳までは男女の性別による衣装の区別はなかったそうです)


(主に、レース―歴史とデザインアン-クラーツ著←絶版で、日本語版はあまりに高値なので、英語版 より)


van Loon Museum(ファン・ローン博物館)

NY Times アーカイヴにあるこの記事によると、
Van Loon家が19世紀から住んだアムステルダムの屋敷が
往時の繁栄を物語るコレクションとともに公開されていて、
柵やロープの囲いもなく、自由に見て回れるそうです。
van Loon家は、一家から何人もの市長が輩出し、19世紀には貴族にも
列せられたとのこと。
この絵を含む素晴らしいコレクション、いつかアムステルダムに行く機会があったら
見てみたいものです。

by au_petit_bonheur | 2009-08-24 14:49 | レースノート

抽選結果発表です♪

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遅くなりましたが、1周年謝恩(!)プレゼント、抽選の結果をお知らせします。

参加してくださる方がいなかったらどうしよう?と心配でしたが、
沢山応募していただき、また色々と暖かいコメントも頂戴して、嬉しかったです。
皆さんに当てていただきたい気持ちで一杯で、
私もドキドキしながら抽選しました。

方法は、久しぶりのあみだくじ。
他の方法を昨日実験したら失敗、では、と、くじを引かせようと思っていた娘、
今日から合宿ということで、自分ですることに。
なるべく、わけわからないくらい線を入れたつもりなんですが。
(不細工な手書きでスミマセン)

さて、当選された方々は、、、、

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by au_petit_bonheur | 2009-08-08 18:46 | 日常 非日常

プレゼント締め切りは明日です!


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1周年感謝!のプレゼント、予想以上に沢山の応募をいただき、ありがとうございます!
ただ今、どうやってくじ引きをしようと悩んでいるところです。

締め切りは明日の夜12時(時間指定していませんでしたね)です。
検討中の方、まだ間に合いますよ。是非。


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画像はアンティークのニードル(ポイント)レース。
フランスに残っていたものですが、イタリア系の雰囲気が濃いように思えます。
かっちりした端正な仕上がり、ボンボンのフリンジ部分もいい。
イタリア系のニードルレースは、レリーフがくっきりして、
彫刻を思わせるもので、最近ますます惹かれています。

by au_petit_bonheur | 2009-08-04 18:50 | 日常 非日常

踊っています!


今日も東京は快晴です。
いつもは晴れている実家の方が雨が続き、庭にきのこが生えたとか。
娘は一日出かけ、私以上に出不精の夫も昼からでかけ、一人の日曜日。

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アドレスはずっと前からとっていたけれど、そして、続けて投稿するようになったのは
8月からだけど、初めて投稿したのが去年の今日。早いもので1年たちました。

最近ますます、不規則な投稿状態になっていますが、それでも
何とか続けてこられました。
上には書きかけの原稿が沢山のっかているし、
まだまだこれからもお世話になります!

始めた頃は、たまたまメールを頂いた方に、無理矢理お知らせし、
その方一人に向けて書いていましたが、最近では、来てくださる方も
徐々に増えて、どこに向かって書いているんだろうと思うこともしばしばです。

でも、ご覧頂いている方たち、何か好きなこと、ワクワク、ドキドキ、ソワソワ
元気になれるところのどこかが私と同じ方たちではないかな、
と想像しながら、書き付けています。

また一年、どうかよろしくお願いします!

今日はひとまず、一人で踊りますが、感謝の気持ちをこめて
プレゼントを企画しました。
多分3点になる予定です。
明日には写真と詳細をお知らせ出来ると思います。
当選する確率、とても高いはずですから、どうぞお見逃しなく!

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by au_petit_bonheur | 2009-07-26 19:17 | 日常 非日常

1週間ぶりでした。


更新をさぼり、大嘘つきな私。
その間に東京では早くも春一番が吹いたり、Tシャツ1枚で歩ける陽気が続いたり、
なんだか季節がかわっていました。

来週早々、例のあの人がやって来ることが急に決まり、ばたばた。
それに、いつも引きこもりの私にしては、
出かけることが続いたり、続けてオークションに出品したりしておりました。

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母は、17年病んだ父をほとんど家で看病した後、膝の関節が全然ないほどにすり減って
しまっていたので、父が逝ってからは、これから好きなだけ旅行でもして!と
すぐに東京で人工関節の手術をさせたのですが、それから、東京が好きになって、
年に1〜2度、1〜2ヶ月やって来ます。

家業が忙しく、その後は看病漬けで友だちとも一人でも旅になど出かけたこともないまま
70になってから、勝手に旅行してといっても無理なようです。
今回もこちらに来たら、行きたいところ、やりたいこともあるようです。

毎日犬を抱いて眠り、近所の公園まで車いすで行って、1〜2時間ゆっくり歩く
練習をする、そうするとこちらでは、血圧が安定するのだそうです。
(この人、父の看病以来の癖で、「養生記録」なるノートを毎日つけて20余年)
いろいろ持病はあっても、精神力が違う昭和一桁、私の方が絶対ひ弱です。

宿題もあるし、見ていただきたいと思っていたことも沢山たまってしまっているので、
出来るだけ更新したいと思う今朝です。(ほんとうか?)

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by au_petit_bonheur | 2009-02-18 23:39 | レースノート

洗う?それとも。。。

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古いレースを洗うか洗わないか、そのレースのタイプ、状態、使う目的によっても
意見のわかれるところだと思います。

100年も前のものだから、シミやホールがあって当たり前という訳でもなく、
極上のレースでしかも200年前、それでも保存状態が本当にいいものも
中にはあるわけだけれど、(極上の特別なものだから、着用回数も少なく、
大事に保管されていたということもありますが)シミとまではいかなくても、
未使用でも経年でむらむらに変色したものの方がずっと多いのは事実。

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by au_petit_bonheur | 2009-02-03 17:00 | レースノート