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フランス語の編みもの用語は

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「糸の宝石」展の案内を拡大しながら、手書きの文字を解読しようと試みていました。
(どうやら実物を見るのが待てないいらしい 笑)

そして、サーチ中、またまた親切な方のサイトを見つけたのでご報告。
こちらTricot et Crochet franco-japonais

このサイトは「編物好きの日本人とフランス人の橋渡しを目的として作られました。
日本語とフランス語の編物用語を相互対応させ、それぞれの言語の教本を解読し、
作品作りに役立ててゆくのが目標です。」とあります。作られたのはharicotさん、
大拍手!そして、ありがとうございます!

リンクしたのは編み物用語のところですが、編み記号などのページもあります。


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白熱灯モードで撮影したら、台紙がピンクはピンクなんだけど、変な色になってしまった
手持ちのかぎ針サンプラーの一部。
18世紀ものかもなどと言われて眉につばをしながら買いましたが、
持っている中でも糸が細い方、あ、トーションのコピーをしようとしたのね、とか
他のハンドメイドレースの模倣したと見えるデザインが多く入っています。

右中心のレース(この日の投稿1枚目の画像左から2番目に見えているピコットコードを使ったデザイン)は、ロシアレースを模倣したのかな?この日のサンプラーにも入っていますが、好きなデザインです。ユキ・パリスさんの展覧会に飾られていた、フレーム入りのサンプルコレクションにもこのコードを使ったものが入っていましたが、年代は19世紀半ばとありました。盛んに作られたのは19世紀末〜20世紀初頭くらいかなあと思っていましたが、サンプラー集ってそのくらいまで遡れるのだと知りました。
これも、糸や雰囲気は似ていると思いますが、不明。

全体像はいつか(いつか?)あらためて。(だって写真が変なんだもん!)

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by au_petit_bonheur | 2009-11-30 12:10 | パターン・素材・資料

「糸の宝石」展

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昨日買った装苑2010年1月号で見つけたので、急いでお知らせ。

一昨年の秋頃だったでしょうか、ku:nelで tamiser の方のかぎ針のサンプラーが紹介されていました。サンプラー大好きでも出不精の私、2月頃になって、もうあるわけないよね、と思いながらのこのこお店に行ったのです。ご本人は買い付け旅行中だったのですが、お店にいらした方からあのサンプラーはいつか展示をされる予定らしいと教えていただき、楽しみにしていました。

展示はリムアート
2009年12月8日(火)~12月13日(日)
12:00~20:00(最終日のみ19:00まで)

この案内で見ると(雑誌に紹介されていたのもそうだったけど)細い糸で、かっちり編まれたそして、古いいいパターンばかり。また手書きの文字がよいですね。

あわせて本も出版されるそうです。
「 パリのとある蚤の市で出会った美しいレース編みと記録の数々。ひもとけば、そこには惹かれるだけの深い歴史がありました。残された繊細なレース編みのすべてを紹介し、その歴史に思いを馳せ、「糸の宝石」(ラトルズ)という本ができました。本とともに美しい数々の記録を展示販売し、みなさんのお手元にお届けしたいと思います。」ウェブサイトより


実物も欲しいけど。本を何冊か買ってがまんしよう。まだアマゾンにものっていないけど、「糸の宝石」12月5日ラトルズ刊 となっています。


(発売日より少し早く発売される本が多いのに、会にあわせての発売なのでしょうね。昨日たまたまラトルズの本が沢山あるところで本を見ていたのに、まだありませんでした。早く見たい!)

Exhibition of French crochet samplers collected by the owner of
an antique gallery tamiser
Handwritten notes are as beautiful as the samles.
A book on these samplers is going to be published shortly.

by au_petit_bonheur | 2009-11-29 15:15 | サンプラー

リシュリューのドイリー



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フランスのカットワークのドイリー、あるいは大きなモチーフ。
少し厚みがあるリネンに太めの糸でカットワーク、ボタンホールステッチのバーでつなげられたこういうレース、フランスではリシュリューと呼ばれます。(他の国では単にカットワークの一種でしょうか?カリクマクロス、アイレット、カットワークにもいろいろあります)

ざっくりしたものが多い中で、これはバーにピコットの飾りがあったり、リングが入っていたり、また下の中心部分にニードルウィービング(糸を織る)で飾りが入っているなど、素朴な雰囲気のものが多いリシュリューの中で、端正な作りです。

この日の投稿の葉っぱの方は、同じ手法ですが、(古びていることはのぞいても)もっとアバウトな作りですね。
リスの方は全てニードルレース。こうしてみると、この手法、はニードルレースで刺し埋めてあるところを簡略化しようと布部分で代用したレースなんだなあと分かります。それだけに、他のカットワークレースより、布部分が少なくて、ニードルレースと同様のところが多い。
もともとニードルレースの始まりは、カットワークやドロンワークの布地部分がどんどん無くなっていって複雑に繊細になってということなのですが、それが極限まで進んでまた簡略化されていく、戻り道という感じでしょうか。

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りすくんの素朴な感じも大好きだけど、このかっちり、いい手だなあと思える物はやはりいいです。シルエットがくっきりしているレースですし、繊細すぎないので、ライトの熱の近くでもがんばってくれそうで、ランプシェードに縫い付けるのもいいと思います。

by au_petit_bonheur | 2009-11-26 19:54 | レースノート

Lumiere ou Ombre: Yoko Hasegawa


写真下手な私ですので、お出かけレポートは書かないことにしているのですが、
晴れたと思ったら雨という不順な最近の気候の中、青空に鱗雲がきれいな今日、
長谷川洋子さんの個展「lumiere ou ombre」の初日に友だちとお邪魔してきました。

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雑誌、書籍、CD, ポスターなどなど、ますます活躍の場を広げている洋子さん
イラストの作品だけでなく、立体オブジェとモデルさんの写真(ディレクション、スタイリングも。私のヘッドドレスも使ってもらっています。マダムじゃないけど。)展示など、今後の展開も予感させる内容でした。


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案内葉書のイラストがぐっと立ち上がったような展示。洋子さんのトレードマークのビーズの道が、壁面から床へ、そして、様々な小さなオブジェが刺繍されたチュチュまで続いています。

12月1日まで原宿ROCKET(路地奥の天井の高いいい空間。前と場所が変わっていました)にて。お近くの方は是非!詳細は洋子さんのblog Yoko Hasegawa blogでご覧下さい。


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by au_petit_bonheur | 2009-11-20 18:22 | 日常 非日常

画像コレクターの方へ


娘が幼稚園の頃住んでいたマンションで、娘より2歳上の男の子(2年生)が「へんなものコレクション」というノートを作っていました。友だちの1年生の男の子と二人、頭の中に思いつく変な生き物、形をノートにぎっしり書きためているのですが、それが何冊も何冊も。(大好き。おばさん、欲しかった)「もの」そのものでなくイメージのコレクションというの、小さな子どもからあるのですね。

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Machidoriさんも使っているとのことですが、Tumblrって本当に便利なのでおすすめです。

サインアップに必要なのはメールアドレスとパスワードと使いたいアドレスだけ。
あとは"share”ボタンをブックマークバーに入れておいて、好きな記事や写真をウェブ上で見つける度にボタンを押して自分のTumblrのページに引用してくる。

文章や写真の引用ができるだけでなく、自分でコメントを付けたり、また、自分の画像もアップできるので、通常のブログと同じように使うこともできるのですが、大抵の方はオンラインの画像コレクションとして使っているのではないか思う。

私は今までは好きな画像はダウンロードしてiphotoに入れ、いいなと思うサイトはブックマークしてということをやってきましたが、量が多くなると、これはどこで見つけた画像だったっけ?このサイトは何が好きだったんだっけ?ということが分からなくなることもしばしば。それが、Tumblrでは、画像とリンク元のアドレスが一緒に記録できるので、
架空「好きなものコレクション」はどこまでも膨らみます。

画像転載がどうこうという向きもあると思いますがTumblrはShare(共有する)ことが前提。転載するけれども、どこで見つけたかというリンク元も同時に明らかにするので、いずれウェブ上で何かを発表しているのであれば、自分の投稿を誰かが好き!と他に伝えてくれることはポジティブに考えていいのじゃないかな?もともと海外のブログは、(私が巡廻している範囲では)この「好きなもの伝言ゲーム」部分がかなり大きいように見受けるのだけど、それをずっとシンプルにやりやすくしたものだと思う。

私はタグをつけないまま、すでにコレクションが膨らんでしまったので、今のうちに整理しなければというところです。私にとってはオンライン切り抜き帳。画像コレクターの方にはお勧めです。

あ、その他、行きたい展覧会情報のページを入れておいたり、面白そうな本の紹介があったらそのページを入れて、説明をコピペしておいたり、資料になりそうな文章を入れておいたり、見つけたその場でメモ帳代わりにも使うのも便利です。なにしろ投稿する行為自体がすごく簡単なのです。この人、趣味あうわ、という人のTumblrをフォローして、好きなモノ探しにもすごく役立ちそうですが、それはまだやっていません。


(セルロイドのカメオブローチ。お花などのカボションでこういう彩色の戦後の物、アクセサリーなどのパーツで最近人気ですが、そのソースというべき、さらに古い時代の日本の輸出品。ブレスレットなどもあります。象牙細工の伝統が関係ありそうですよね。)

by au_petit_bonheur | 2009-11-17 13:54 | 見てみて!

リボンのブローチ

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from FUDGE, December 2009 with broken clock I found (as usual while walking my dogs)

photograph: Hisamoto Naoki
styling: Tabata Arisa
hair & makeup: Okada Tomoko
model Jola


FUDGE12月号を買ってきました。
手仕事、レースの使い方を見たくてよく買う雑誌の一つ。

モードっぽく使えるぞと思っていたこの日のリボンと同じタイプのリボンがかわいく使ってあったので、我が意を得たりとばかり。フリンジや大きさは色んなバリエーションを見たことがあるけど、この真ん中のブルーグリーン部分いいなあ。自分でプラスしようか。他のページもよ〜くみるとビーズの部分使いや付け襟のかわいい使い方などあって、(自分はせいぜいバッグに使うくらいだけど)ふむふむ。

(一緒においてあるのは拾ってきたこわれた時計です。笑 ゼンマイからまだ錆が
ぼろぼろ落ちてくるのです。)

by au_petit_bonheur | 2009-11-13 15:54 | レースあそび

Anu Tuominen Recreation


Anu Tuominen アヌ トゥオミネンの展覧会Recreation リクリエーション、開催中。
こんどは行かなくちゃと思っている間に、どんどん毎日が過ぎてしまっています。
自分が忘れないためにも、お知らせしておきます。

Art U Roomにて。
Art U Room Blog post on the exhibition


2009年10月30日(金)〜 11月22日(日)
火 - 土 12:00-19:00 日 12:00-17:00 月休(11月2日は開廊)



みずたまさんと一緒に、かわいらしい古道具・雑貨店を吉祥寺に始められた小匙舎さん(日誌を楽しみに読ませていただいている。東欧系の紙のものがかわいくて、現在使っているチェコの領収書はこちらで)行ってこられたもよう。

by au_petit_bonheur | 2009-11-11 15:15 | 見てみて!

Anna Atkins ふたたび

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Anna Atkinsの青写真、つくしと海藻
Wikimedia Commonsにあったのだけのせておきます。


中産階級の間で博物学的な関心が高まったヴィクトリア朝期、
海辺の保養地では貝や海藻、イソギンチャクなどを採集することが流行して、
陸上の植物の押し花と同様、藻類の押し花も残っています。

Atkinsは青写真でも同様の題材をとりあげたのですね。

by au_petit_bonheur | 2009-11-10 11:51 | 古いもの

テープレースのデザインブック


日光写真のキットが届きました。
もうお気付きと思いますが、(parabora drillさん、猫母さんもコメントで
触れておられましたが)私が青写真で写してみようと思ったのはやはり、レース。
(おやおや、キットの説明にもお勧めの素材としてあげてありました。)


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古い押し花標本、なかなか気に入った物が見つからないでいるので、
Anna Atkinsの植物の青写真をみて、自分で青写真の植物標本を作ればいいなあと
思ったのですが、レースも同じように標本ができるぞ、レースで標本といえば
サンプラーだ!と思っているわけです。

1835年カロタイプの日光写真を発明したイギリス人タルボット(彼は1839年出版の著書で青写真のことをphotogenic drawingと呼ぶ)の作品に写されたのもこのページによると、レースと羽根。そういえば、プリントゴッコにも向きますし、レースって単色で表現するにはぴったりですものね。

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tape lace design album around 1900 in blueprint

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これは持っている古いテープレースのデザインブック。
一枚に1パターンが青写真で写し取られて、6枚がつづられています。


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手書きの型紙もありますが、古い複写法として、設計図面として使われた
青写真、レースのデザインを写すにもうってつけ。


1枚1枚G.de Pape(何だろう?レース屋さん?)という名とパリの住所が
左端にスタンプで押され、右端にlacetとTulleの品番などが記されています。
lacetというのはこの日の投稿に並べたような、既成のプレーンなレーステープ。
それに既成のチュール(ネットレース)を組み合わせて、ところどころ
ニードルレースのかがりを使って作るんですね。


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子ども時代の青写真の記憶は、頭の後ろが日に照らされてちりちりして、
熱いブロック塀をトカゲが這っているような真夏の日。
これからの季節に作るのはいかがなものか?
今日はいい具合に晴れていたのに、見送ってしまったので、
次の晴れた日に1つ試してみるつもりです。

どんなレースを使おうか?


パターンブック、他のページはこんな感じ。

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by au_petit_bonheur | 2009-11-09 14:49 | パターン・素材・資料

The Peculiar 4 遅すぎるお知らせ


先週順調に更新していたら、是非お知らせをと思っていた小骨董市
The Peculiar 4 (ここも)初日の昨日行ってきました。

大江戸骨董市でもなぜかいつも引き寄せられる業者さん4方集まっての
小さいけれど贅沢な骨董市。オープン早々から沢山のお客さんの中、
背中で牽制しつつ(笑)、目はうろうろ。
かわいいものいただいて来ましたよ。

いろいろ書いていると遅くなるので、詳しくはリンク先で是非。

最近、娘共々お世話になっているmon salonさんと併設されているusé(ユゼ)さんの
ギャラリーで今日の夜まで。第2弾熱望中なので、遅すぎますがご紹介しておきます。
東急文化村からすぐ、最寄り駅は神泉、お近くの方、まだ間に合います!

もう最近楽しみでしょうがないuséさん(彼の集合体作品ファンのわたくし)のブログ
右にもリンクします!


I have been to a small antique fair The Peculiar 4 (more photos) yesterday.
It's a two day fair held at a small but beautiful gallery uséblog)near Shibuya
by 4 of my favorite dealers at Oedo Antique Market (my posts here and here).
.
Aren't you feeling like coming to Japan now?

by au_petit_bonheur | 2009-11-08 13:00 | 古いもの