人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Barbara Munselさんのドレスとジュエリー



七夕の今日、東京は、夏っ!の晴天。
先日大きな麦わら帽子を買ったので、いい気分でかぶって出てみましたが、
あつくてあつくてたまりません。

雨が降ったら降ったで、晴れたら晴れたで、文句を言っているこのごろ。
ここ数年、梅雨〜9月中旬まで、ほぼ引きこもりになってしまいます。
あ〜、海岸でこの暑さなら、遊んでいるなら、元気なのですけど。

今年、娘が久しぶりに、小さい頃よく行った内房の海に行きたいと
言い出しました。
でも、親と行くのじゃなくて、友だちとなんだそう。
受験生とあって、なかなか話が実現しそうにないけれど。


Barbara Munselさんのドレスとジュエリー_d0129646_18371958.jpg


夏の気分にもぴったりのネックレス。
この日のTシャツのBarbara Munselバーバラ・マンセルさんの作品。
リボン状のレース、モチーフのレースや貝ボタンなど、
アイラッシュ(まつげ)フリンジと呼ばれることもあるメタリックなフリンジなどの
アンティークの素材、ビーズ、チェーン、スパングル、インドの布など、
素材も使われ方も素敵です。



この投稿、書きかけの日付をみたら、なんと4月23日、2ヶ月以上も
そのままになっていました。
メールでいろいろお話を聞いていたのに。


Barbara Munselさんのドレスとジュエリー_d0129646_183785.jpg



バーバラさんは、オランダのロッテルダム在住。
ジュエリー、ドレスのデザイナーで、うっとりするような、
ロマンティックな作品を作っています。
インドネシア人の両親のもと、オランダ生まれ。

現在はバンドのギタリストのご主人と二人暮らし。
バーバラさんのブログで流れているのはご主人のグループの曲なのですね。
制作のかたわら、ファッションの高校で講師もしているとのことです。



Barbara Munselさんのドレスとジュエリー_d0129646_18365641.jpg


ものづくりのきっかけは、14歳の時、お母さんが縫い物をしなくなって、
ミシンを自分専用に使えるようになったこと。
自分でデザインして、好きな布を選んで作るのが楽しくて、
まず、夏のドレスから作り始める。

美術学校卒業後は、ユニークなハンドメイドジュエリーを作りたいと
ワイヤークロシェのアクセサリーをつくったこともあるけれど、
しばらくは、洋服とインテリア用のテキスタイルに専念してきて
去年からまたジュエリーラインを再開したそうです。





Barbara Munselさんのドレスとジュエリー_d0129646_1838822.jpg


ロマンティックで、デリケート、そして、エモーショナル。

バーバラさんのそんなドレスやジュエリーを身につける女性のイメージは、
ビンテージ、H&M, デザイナークローズなど、異なるタイプの服が
クローゼットに並んでいて、それをミックスして着るような人。
リラックスしていて、何を着るべき、どうするべきといったルールに
こだわらない人だそうです。

きっと、バーバラさん自身がそうなのでしょうね。



Barbara Munselさんのドレスとジュエリー_d0129646_183742100.jpg

(グァテマラの刺繍の布をあしらったドレス)

ヌードカラーとパウダーカラー、そして、やわらかい素材が最近のお気に入り。
天然素材が好き。



Barbara Munselさんのドレスとジュエリー_d0129646_18381988.jpg


バーバラさんの洋服によく使われるのがシルクスクリーン・プリント。

美術学校時代は好きではなかったのに、卒業後熱心に取り組むようになってから、
学校で教わらなかった、様々な可能性があることに気づいたそうです。

Barbara Munselさんのドレスとジュエリー_d0129646_13503716.jpg



シルクスクリーン以外にも、

Barbara Munselさんのドレスとジュエリー_d0129646_18384214.jpg


布やレースを様々に加工して、豊かなテクスチャーを出せるよう、いろいろ試してみる。
(上はテストサンプル。これだけでもアートピースみたい)




Barbara Munselさんのドレスとジュエリー_d0129646_1840274.jpg


美術の本、インテリア、アーティスト、そして、自分自身の感情などが
インスピレーションの元で、頭の中にデザインのイメージが浮かんだら、
まず、布を探し、それからデザイン画を描きます。


ジュエリー、洋服、それぞれに区別はなく、レース、刺繍、シルク、羽根
といった同じ素材をどちらにも使う。洋服をデザインしているとき、
ジュエリーのインスピレーションがわくこともあるし、逆の場合もあります。




素材は、

Barbara Munselさんのドレスとジュエリー_d0129646_18385714.jpg



Barbara Munselさんのドレスとジュエリー_d0129646_18392561.jpg


地元ロッテルダムや、パリのフリーマーケットで探すとのこと。
バカンスでたずねたインドや中国で見つけて持ち帰ったものもあるそうです。

気に入ったら、まだそれをどうつかうか分からなくても、とりあえず
買っておきます。
どんな家か想像できるでしょう?とバーバラさん。



ミックステイストの感覚が素敵な部屋。

Barbara Munselさんのドレスとジュエリー_d0129646_18395271.jpg


Barbara Munselさんのドレスとジュエリー_d0129646_18401116.jpg


「家族は特別なもの」
ご主人の楽器や機材、バーバラさんの素材でいっぱいの家(大きな家でよかった)
に暮らし、休日はご主人と一緒にすごすことにしているそうです。

家族がいて、大切な友だちがいて、いっしょに沢山笑うこと、
もっともっと笑いたい。

今は不況だけれど、一生懸命仕事をして、ネットワークを作り、
名前とデザインを知ってもらえるようになって、海外でも
もっと販売して行きたいというバーバラさんです。


繊細で、クラフト感があって、アーティスティックでもあるバーバラさんの作品、
webshopで購入可能です。
また、日本ではこちらでお取り扱い中。
Flickrのページはこちら

是非ご覧下さいね。



Barbara Munselさんのドレスとジュエリー_d0129646_18375486.jpg


裂き布を編んだスカーフ、きれいな色遣いです。


画像はバーバラさんのブログからと、送っていただいたもの、
お借りして掲載しています。




皆様、周知のことかもしれませんが、私は今日発見しました。
老眼で、小さくて薄い文字は見えないので、
拡大表示を使っているのですが、
これ、文字だけでなく、画像も拡大されるみたい。

この投稿もですが、特にレースについて投稿するときは
重くなるのかな?と思いながら表示されるより大きなサイズで
載せていますので、大きく見たい方はどうぞ。
一枚一枚クリックするより、簡単です。

by au_petit_bonheur | 2009-07-07 19:47 | blog website

<< 去年に続き、また 明日、晴れなかったら、 >>