2010年 01月 23日
公園のひろいもの
狩猟採集民としては、今季の収穫はいまいちだった。
いつもカラスウリをもらうところは工事中で通せんぼだったし、クリスマス前に少しだけ
もらう、杉の実のついた枝、今年はどれも枯れかかっていたので遠慮した。
四つ葉のクローバーは沢山あるところを知らせて回ったら、誰かが庭に植えたのか、
根こそぎになってしまった。
今年はいつもは実を付けないヒマラヤスギの雌の木に大きな松ぼっくりが
沢山ついていたので、広報活動に努めた。
(公園広し、ヒマラヤスギ多しとも、実をつけるの雌の木は、例年1本だけ
なのです。雄株も実を付けますが小さくて違う形)
楽しみにしていたら、犬の通院騒ぎで、近場や病院近くの町を散歩していて、
公園に戻ってみたら、「もうほとんど落ちてしまったわよ」と犬仲間の方から。
あきらめきれず、行ってみたら、誰もとらなかったのが、川の土手に一つ
残っておりました。川沿いに枝が張りだしていて、
その枝にも沢山実がついていたのです。
犬を待たせて、ご禁制の柵越えをして、拾ってきた。
土手のコンクリート塀から飛び降りたら、うまく着地できず、膝に
すりキズのおまけつき。いつまでもお転婆だと思いこんでいると、
色んなところで、自分のイメージ通りに身体が動いていないのに気づいて
唖然とすること度々です。
小石川に住んでいた頃、植物園でも拾っていたのだけれど、
あちらでは12月中に拾っていた。なぜだか
こちらでは1月です。こぶし大の緑の松ぼっくりがどんどんのびてのびて、茶色に
なって、下の方の笠ははがれて落下した後、てっぺん部分がお花状に残って、
落ちてくるのだけど、砂漠の薔薇ならぬ、木の薔薇。(シダー・ローズというのだと
教えていただいた)
後ろに置いていたのはEmma Cassiの展示会で選んだカード。
めくれかけた古い紙、レース(マシンネットにデュシェスをアプリケ)、
古いラインストーン、好きなものだらけ。
最近こんな粗大ゴミも見かけた。我が家は置くところはないし、だれか友だちで
欲しいひといないかなあ、ここの家の人、話したことがあるから、
聞いてみようかなあとメールを送ろうと写真を撮ったけど、考えてみたら
携帯メールを使わないので、メールアドレスを知っている人が居なくて、
もったいない、もったいないと怪しくつぶやきながら犬2匹と帰ってくる。
ある日、公園のすみ、古い自転車などを放置している場所の横に
うつぶせに横たわっていたこの子。
いつからここにいたんだろう?
この子は連れて帰る。
(ずず〜っと皆さまがひいていく音が聞こえるのは気のせい?でも
うちの家族はみんな気に入ったのです)
脇を見たら、竜のひげが青い実を付けていました。
小さいころ、祖母の家に行ったとき、この実をとって、庭の茅葺き小屋
の屋根から茅を1本もらって、縁側にねそべって吹いて遊びました。
(ストローの先を1センチほど4つくらいに切って広げても遊べます。
広げた上に玉をおいて、仰向けに寝て息を吹いて玉を浮かせて、落とさないように
遊ぶ。結構飽きません。小さいお子さんがいる方、いかがでしょう?)
by au_petit_bonheur | 2010-01-23 17:34 | ひろいもの自慢